東京慈恵会医科大学 先端医療情報技術研究部

お知らせ

日本財団「障害者の暮らしを支えるアクセシビリティ技術普及プロジェクト」採択のお知らせ

2023.03.01
アクセシビリティデジタル医療

東京慈恵会医科大学 先端医療情報技術研究部(准教授高尾洋之)は2022年度日本財団助成金「障害者の暮らしを支えるアクセシビリティ技術普及プロジェクト」に採択されましたことをご報告いたします。
今後、プロジェクトの詳細は「アクセシビリティ・サポート・センター(ASC)」にて情報発信予定となっております。
※ASC HPは今後リニューアル予定です。

プロジェクト期間:2023年3月~2024年8月
プロジェクト目的:
身体を動かすのが困難なうえ、意思疎通が困難な障害のある人は国内だけで約50万人いると推計される。
こうしたケースは従来多くの支援を要し、その中でコミュニケーションが成立せず当事者が孤独を深めてしまうことが多かった。一方で、デジタル技術の進展により、わずかな動作で周囲のものを操作し、意思疎通できるアクセシビリティ技術が登場している。
しかし、技術は当事者や家族だけでなく医療従事者や介護従事者にも浸透しておらず、
アセスメントに基づいた適切な機器を選定・セッティングし利用までサポートできる人材が不足している。
また、機器の多くは福祉機器として行政の補助を受けられないことも多い。アクセシビリティ活用できる社会的仕組みを構築し、障害をはじめ困りごとを抱える人の暮らしの改善へ結びつけることを目的とする。